ひとりごと

社長のひとりごとVol.3

新年、あけましておめでとうございます。
みなさんは、どんなお正月を過ごされたでしょうか?
ぼくは、いつも通りのお正月でした。
ただ、今年100歳になる祖母が、年末に足を骨折して入院していたため、
家族みんなが揃ってお正月を迎えられなかったことが少し残念でした。
お正月って、僕にすれば年が変わるただの行事ですが、両親にとっては家族が
集まる年に1回しかないお楽しみなんですよね。(お盆があるから、2回かな?)
今年も、何日も前からせっせと準備を始めておりました。
で、お正月になり、みんなが帰ってきました。全員揃うと結構な人数になります
から、炊事、洗濯、掃除、etc… ドエライことなんです。
さらに祖母が入院していたため、その世話もあって、てんてこ舞いしてました。
ホントにホントーに大変なんだけど、母はそんなこと一言も言わずに黙々と
働いてました。
みんなでTV観ながら笑ってる時も、母は寒い中一人草むしりしてたり、
みんなでお酒飲んで騒いでる時も、一人洗濯物干してたりと正月中働いてるんです。
だから、僕は母に言ったんです。
「あんなに楽しみにしてたんだから、みんなと一緒に中で話したりしようよ」
すると母は、ニッコリ笑って「みんなが楽しそうにしてるだけで嬉しいん
じゃけえ」って。
親が子に抱く愛情って、ほんとうに深いです。
儒教では「孝」、すなわち親に対する孝行を、一番の徳として説いています。
ぼくは、一番の孝行ってなんだろって考えます。
小さい時からいつも、両親に言われてました。
「人様に迷惑をかける人間になるな。社会の役に立つ人間になれ。」
だから僕は、いつも社会に貢献できること、「岡本さんに逢ってよかった」と
言ってもらえることを目標にしています。
㈱エコらすも、そんな思いで立ち上げました。
社員もみんな、僕のそんな気持ちを誰よりも理解してくれている大切な仲間達です。
皆様に愛され、社会貢献できる会社「エコらす」をもっと広めていくこと。
それこそが、一番の親孝行だと思っています。
                        
代表取締役社長  岡本 英之(2011.1月号エコヨムより)