45 2016.8月号エコヨムより

2017年06月29日

毎日、暑い日が続きますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

僕は、もうウンザリです。昔、こんなに暑かったっけ?

平均気温が35度前後ってどうなのよ。やっぱ、地球温暖化してんだなぁー。

まだまだ異常な暑さが続くようなので、皆さまも体調管理など、十分にお気を

付けてお過ごしください。

さて、最近よく見る光景ですが、炎天下に首にタオル巻いて、ケータイ見ながら

歩いている人がやたら多い気がします。「この人も、ポケモン探してんのか」と思ってしまうのは、僕だけでしょうか?

会社の近くにも、なんとかいうポケモンがいるらしく、大人も子供もケータイ片手にウロウロしとられます。平和だねぇー。

それはさておき、「ケータイ依存症」という言葉がありますが、現代人、特に若者においては、ほぼ100コレなんじゃないでしょうか?

だから、マジョリティーに対して、なんとか症と呼ぶのは、多少おかしい気がする。

むしろ、ケータイを手放していても、へっちゃらな人に対して「ケータイ自立症」と呼ぶほうが、現代社会においては自然な表現なのでは?

僕は仕事柄、お客様や取引業者さんから、常に連絡が入るようになっているので、そういう意味ではケータイを手放せない人間ですが、

ケータイでゲームをしたり、マンガを読んだり、動画を見たりしないので、無けりゃ無いで、ぜんっぜん

気になりません。

SNSも、仕事もしくは家族関係でしか、ほぼ利用しませんから、現代における

原始人みたいなものかもしれません。

だから、世界中からケータイが無くなっても全く問題ありません。

が、実はそれ自体が問題なのだと最近、気付きました。

僕の周りは、ケータイ中心の生活を送っているのに対して、僕は真逆です。

電車内やバス車中でのケータイゲームはもちろんのこと、レストランで会話もなくケータイを弄ってるカップルや、

お祭りや花火大会などでケータイを構えて写メを取り続ける人たち、果てはお風呂にまでケータイを持って入らないと

落ち着かないといった方々まで、完全に僕の理解を超越しています。

そして、それに対するマイノリティーであるが故の、僕の忍耐およびストレス。

こいつが尋常ではないのです。

そして、さらに言わせていただくと、「ケータイを見ていると、遊んでいると

思われがちだが、実は仕事をしていることも多いので、年配の方々はそういった

先入観を捨てなければならない」などと、テレビのコメンテーターが宣うのを見る機会も増え、

僕自身もそんなことはわかっちゃいるが、なんとなく不快感を 覚えるのです。

そして、現代社会における自分の立ち位置を俯瞰してみたとき、「変わらねば!」と思うと同時に、

「変わらないことも大切なのでは?」と胸の奥から声がするの です。

変化すること自体は、僕は大歓迎で、若い頃と今の僕とでは、自分で言うのも

変ですが、全くの別人です。考え方は真逆になりました。

だから、自分の意識を変えることに対しては、何の抵抗もありません。

ただ、今が変化の時なのかどうか?

時代の流れに乗らなきゃ淘汰されるのか?

それとも、たとえ淘汰されるとしても流されちゃいけないのか?

僕が、守らなきゃいけないと漠然と感じているものが、いったい何なのか?

何が正しくて、何が間違いなのか、今は一向にわかりません。

けれども、なんとなく心の声には従ったほうが良いという気がします。

あとは、もうバランスですね。

全てを拒絶してはいけないが、全てを受け容れる必要もない。

周りに合わせる必要はないが、我を張るのもよろしくない。

とりあえず、コレでいこうかな。

 

                                                        

                                  代表取締役社長  岡本 英之 (2016.8月号エコヨムより)