44 2016.6月号エコヨムより

2017年06月29日

仕事に関することですが、よく「要領が悪い」と言われます。

「もっといろんなコネを使ったほうがいい」

「商売は、顔が広くないとダメ。すごい人紹介するよ」

「長いものには巻かれろ。ああいう人に気に入ってもらわなきゃ」

「謙虚だねー。もっと自分を売らないと~」などなど。

 

要領悪いと自分でも思います。

事業を拡大して、どんどん稼ごうと思うなら、多分そうしなきゃいけないんで

しょうね。

でも、できないんです。

そういうの、苦手です。

いや、そうなりたいと思えないんです。

たしかに、性格的に前へ前へと出られないタチだし、人前で話すのも大嫌い。

自己アピールも不得意です。

だから、そんな僕を見て、周りの人たちは「良かれ」と思って、上記のような

アドバイスをしてくださっているんだと思うし、それは非常にありがたいことです。

が、許されるならば、一言だけ物申したい。

「僕の中には、僕なりの美学があって、それに従って生きてます。それが損得

よりも何よりも大切なのです」と。

すぐさま「商人のくせに損得より大切なものがあるか!!」と叱られそうですが。

 

ただ、こう思うんです。

一度きりの人生、僕の思うように生きなきゃ勿体ないと。

他人の評価や意見に振り回されず、自分の信じる道を、真直ぐに走り続けよう。

決して悔いることなく、男らしく堂々と、凛と背筋をのばして生きていこう。

 

と思ってはいますが、実際は、日々、懊悩煩悶。

ああでもない、こうでもないと右顧左眄。

理想とは程遠い生活を送っています。

けれども、「かくありたい」と足掻き続けているうちは、自分を好きでいられます。

だから、要領悪くて不器用ですが、こんな自分が嫌いじゃないんです。

これが、僕なりの「男の美学」なんですが、なかなか理解してもらえないん

ですよね~。

ただの「男のわがまま」とか「頑固者」と言われて、おしまいなんですよね~。

そうなんかなぁー(-_-;)

 

                                                        

                                  代表取締役社長  岡本 英之 (2016.6月号エコヨムより)