2012.12月号エコヨムより

2012年12月12日

上手な時間の使い方、皆さんはご存知ですか?

時間の作り方、と言ったほうがいいかもしれませんね。

仕事においては効率良く、人間関係においては要領良く、プライベートにおいては合理的に、とにかく無駄を省く。

それでもまだまだ時間が足りない。あれもこれもしたいけど暇がない。

いつも時間に追われている。もっと時間がほしい。

そんな人いますよね。

僕も、そんな中の一人でした。

じゃあ、どうしたら時間を作れるだろう?そうだ!睡眠時間を減らせばいい!!

ナポレオンは13時間しか眠らなかったらしい。

ナイチンゲールも13時間しか寝ずに看護をしたと日記に書いている。

エジソンは4時間以上寝ると気分が悪いと言っていたようだし、ダ・ヴィンチにいたっては4時間ごとに15分の睡眠しかとらなかったという。つまり11時間半という驚異の睡眠時間になる。

よし!人間その気になれば何だって出来る!僕も13時間睡眠に挑戦しよう!!

で、徐々に睡眠時間を減らして、最終的にやりました。睡眠3時間生活。

やればできるもので、そんなに難しくありませんでした。(若かったせいかもしれませんが)

ただ、たいてい昼食を摂った後、すさまじい眠気に襲われて眠るようになりました。

いわゆる、「お昼寝」です。

その後、1時間ほどでパッと目覚めるのですが、やけに頭がスッキリして気分がいいのです。

これは良い!と思い、ずっと続けてきました。(結局、1日4時間睡眠ですね)

ところが、今年に入って、朝目覚めても疲れが取れないようになりました。

やけに体がだるくて重い。それでも、気の持ちよう「心が弱いだけ」と自分に言い聞かせながら続けていると、いろんな歪みが生れてきました。

しょっちゅう頭痛におそわれたり、目の奥に痛みを感じたり、さらに腰痛の再発、しまいには手が痺れて感覚がなくなってきたり・・・「本厄とはよく言ったものよ」などと感心したりして。

で、さすがにこれは無理があるのかなー?と思い、睡眠時間を増やすことにしました。

すると、どうでしょう!!あれほど苦しんだ、様々な体の異変が嘘のように治りました。

それで、今では約4~5時間は眠るようにしています。

それでも、以前は約6~7時間は寝てましたから2時間は得してます。

1日2時間増えると、年間で365日×2時間=730時間。

730時間÷24時間=30.416日、約1カ月ほど命を与えられたことになります。

それは、なにを意味するかというと・・・。

日野原重明という100歳を超えて、まだ医者として活躍されている、すごい方がいらっしゃいます。

その方も96歳までは、睡眠時間は4時間半で、週に一度は徹夜をされていたそうです。

その話を聞いた時、「ちょっと僕に似ているなあー」とうれしく思ったものです。

その日野原先生と僕の考え方が似ていたので、また驚かされました。

先生は、「命とはなにか?それは時間だよ。」とおっしゃってます。

「みんな命を使って、遊んだり勉強したり、喜んだり悲しんだりしてるんだよ」と。

僕も「せっかくこうやって生きてるのに、時間を無駄につぶしたり、ボケーっとしてたら勿体ないでしょ?生かされてるこの命をもっとうまく大切に使ってあげなきゃ」と、常に社員や友人たちに話しているので、妙に共感しました。

また先生は「命を自分だけのために使わず、人のために使うことが大切」とおっしゃっています。

これも毎朝、朝礼で「五体満足に産んでいただいてありがたいこと。その気になればなんだって出来る。だからこそ、そうじゃない人たちのために、僕たちがこの頭と体をフルに使って働いて、社会に貢献するんだよ」と話していることと共通していると感じました。

僕たちはみな、今こうやって生きている。それをしっかりと実感しなければならない。

そのためには、死を意識することが大切で、「自分が必ず死ぬんだ。それがいつかはわからないが確実に死ぬんだ」という自覚が必要になります。

人生のスタートは「誕生」で、ゴールは必ず「死亡」になります。

これは、どんな富豪も権力者もけっして逃れることはできない事実です。

だからこそ、生きている「今」を大切にしようと思えるのです。

時間=命をもっと大切にしなければならない。

と、ここまで書けばわかっていただけたと思いますが、つまり時間を工夫して作り出すことは、命を延ばすことになる!と僕は言いたいのです。

とか言いながら、無理して今年、ずっと体調崩しっぱなしだったくせに・・・。

無理はいけませんね、無理は。

ということで、みなさまも無理のない範囲で、時間を有効活用する工夫をされてみてはいかがでしょうか?

まずは、お正月からレッツチャレンジ!!

では、みなさま良いお年を。

                       代表取締役社長  岡本 英之(2012.12月号エコヨムより)