2012.9月号エコヨムより

2012年09月12日

「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」

山中鹿介幸盛の言葉です。

その願い通り、彼の人生は最期まで苦難の連続だったそうです。

僕だったら絶対にお願いしませんが・・・(^_^;)

人は誰しも苦しいより楽なほうがいいに決まっています。

けれども同じ苦労をしても、それを辛いと感じるか、なんとも思わないかは、その人の心次第です。

では、その違いは?

それは「目標」があるか、そうでないかです。

なにか目標があって、それに向かって行く人は、その過程になにがあったとしても、いちいち「苦労している」なんて意識はありません。

おそらく、山中幸盛自身も人生の中で「苦労している」と感じたことはなかったでしょう。

逆になんの目標も持たない人は、ただ生きていくだけでも「辛い、しんどい」と感じるのではないでしょうか。

今、目標をもたない人たちが増えています。

なぜなのか、僕なりに考えてみました。

で、導き出した答えは、「はかり」です。

目標を持たない人は、間違ったはかり」を持っているということです。

間違った「はかり」とは何か?というと、損か得か、つまり自分にメリットがあるかないか、だけで物事を計ること。

自分のことだけ。他人のことはどうでもいい。

すべて自分の損得だけでしか世の中を見ない、目先のことしか考えない、そういう人たちの判断基準です。

当然、目先のことしか見えない人が目標なんて持てるわけありませんよね

では、逆に正しい「はかり」とはなんでしょう?

答えは、いたってシンプル。

正しいか、間違っているか、それだけです。

もちろん、人によって正しいという判断基準も異なるでしょう。

けれども、自分に正しくあろうとする心こそが大切なのです。

損得抜きで、正しいと思うことをする。

そうすれば、自らすすんで苦労を買って出ることだってできるようになるハズ。

正しいものの見方ができるようになれば、人生はもっと豊かになるのに・・・。

                        

                                     代表取締役社長  岡本 英之(2012.9月号エコヨムより)