社長のひとりごと38

社長のひとりごとVol. 37「エコらす進化論」

新年明けましておめでとうございます。久しぶりのエコヨムです。
しばらくお休みしていたのには、いろいろと理由があったのですが、
訪問する先々で、「いつも楽しみにしてる」との有難いお言葉を頂戴し、また今年から始めさせていただくことになりました。
おかげさまでエコらすも、今年で10年目になります。
その節目の年を迎えるにあたり、年末からずっと考えていたことがあります。
それは、これから先の10年をどう進むべきか?ということです。
今のままでいいのか?それとも、変化を求められているのか?と考えあぐねていました。
以前、ここでも書いたことですが、「足るを知る者は富む」。
現状に満足し感謝できる者こそが、心の安定、内面の豊かさを得られる、
というような意味です。
ずっと、それをモットーにやってきましたが、はたしてそれが正しいのだろうか?
「現状に満足するということは、向上心がないということになりはしないか?
変化を恐れて、なんの挑戦もしないことになるのでは?もっと、ハングリーに、
アグレッシブに生きねばならないのでは?」と、考える一方
「いやいや。ずっとそれでやってきたから、大勢のお客様と素敵なご縁をいただけた。
9年コツコツやってきた結果が、今ここにある。ブレてはいけない。」とも思い、
そのはざまで、ずっと迷い続けていました。
ビジネスの世界でよく使われる言葉に、「生き残るものは、強いものではなく、賢い
ものでもない。変化に対応できるものである」というのがあります。
であれば、エコらすも、変化しなければ生き残れないということになります。
けれども、ずっとずっと考え続けて、最近やっと答えらしきものを見つけました。
それは、「誰のために、何のために立ち上げた会社だったのか?」という原点に帰ったところで見つけました。
「エコらすに知り会えてよかった」と言っていただきたい。お客様に喜んでいただき
たい。感謝の輪を広げたい。ただ、それだけでした。
今でも、お客さまのところにお伺いすると、「エコらすさんだからお願いしたんよ」
とか「社員さん、職人さん、みんないい人ばかりね」と言っていただくことが
多々あります。
それは、「今のエコらす」を信用してご縁をいただいた方々です。
であれば、今までと変わらぬ対応と信念をもって、今後ともお付き合いをさせて
いただく。それが、答えなのでは?と。
だけど、今のエコらすが完成形じゃダメなんです。やはり、変化もしていかなくては!
向上心をもって常に試行錯誤する。もっと喜んでいただくためには?もっと頼りにしていただくためには?より安心していただくためには?
さらに感謝の輪を広げていくためには?
そのための、創意工夫をこれからも日々続けていく。
それこそが、エコらすの進化論なんだと
決意も新たに平成28年をスタートしたいと思います。。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 代表取締役社長  岡本 英之 (2016.1月号エコヨムより)