社長のひとりごと30

社長のひとりごとVol. 30「自分の意見を持ち主張する!」

エコヨムのコラム。
思うことをただ、だらだらと書いているだけなので「毎月必ず読んでます」とか
「楽しみにしてるんよ」みたいなことをお客様から言われると、なんだか気恥ずかしくなります。
けれど逆に、言われはしないけど「若造が偉そうに」とか「なにを生意気なことを」
なんて反感を買うこともきっとあると思うんです。
世の中、いろんな人がいるからいろんな意見があって当然だと思います。
だから、何かを自分から発信するのって、それなりに勇気がいるんだよなぁーと
感じます。
「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉がありますから、黙ってたほうが良いのかも
しれませんね。
けれども、自分の意見を自分の口で言えるのって大切な権利なんですよね。
もちろん「言論思想の自由」が保障されているからといって、なんでもかんでも
言っていいって訳じゃあないですが、「自分の言葉に責任を持てる大人」という条件
付きならいいかなと思います。
さて、なぜこんな話をするのかというと、最近は自分の意見を持たない人、しゃべら
ない人が多いからです。(ネット上で匿名で意見を言っている人は多いようですが・・・)
そりゃあ僕だって言わなきゃ良かったって後悔することは多々ありますし、今でも
失敗談は増加中です。
黙ってれば傷つかなくて済んだかもしれないし、後悔することもなかったと考える
ときも。
でも、だからって「もう黙ってよう」とは思いません。
なぜなら、せっかくこの世に生まれてきたんだし、自分の頭で考え発言する自由を
与えられたんだから、失敗や傷つくことを恐れてなにも言わなかったら勿体ない。
失敗したら、後悔して反省。それでいいんじゃないでしょうか。
もしかしたら、自分の発した言葉で人を傷つけることもあるかもしれない。
けれど、世の中は安全な温室じゃないし、ぼくらは生きてる限り、さまざまな摩擦を
続けなきゃいけない。
その摩擦を繰り返すことで、人は強くなり優しくなれる。摩擦こそが人間成長の糧。
人とぶつかり、傷つけたり傷つけられたり、励ましたり励まされたり、癒したり
癒されたり、そうやって人生が豊かになる。
なのに、自分の意見を持たず、主張もせず、摩擦を恐れ、無難に人生を過ごそう
なんて生きてる意味がない。
せっかく生まれてきたんだもの。いろいろ経験しなきゃ損でしょ?
だから、自分の意見を持ち、主張する。そして行動あるのみ。
若者たちよ、なんでもいい。まずは発言してほしい。そこからがスタート!!
                       代表取締役社長  岡本 英之 (2014.2月号エコヨムより)